LoadTimeWeaver の登録

LoadTimeWeaver は、Spring が Java 仮想マシン(JVM)にロードされるクラスを動的に変換するために使用されます。

ロード時のウィービングを有効にするには、次の例に示すように、@EnableLoadTimeWeaving を @Configuration クラスの 1 つに追加できます。

  • Java

  • Kotlin

@Configuration
@EnableLoadTimeWeaving
public class AppConfig {
}
@Configuration
@EnableLoadTimeWeaving
class AppConfig

あるいは、XML 構成の場合、context:load-time-weaver 要素を使用できます。

<beans>
	<context:load-time-weaver/>
</beans>

ApplicationContext 用に構成すると、その ApplicationContext 内の Bean は LoadTimeWeaverAware を実装でき、それによってロード時ウィーバーインスタンスへの参照を受け取ります。これは、JPA クラスの変換にロード時のウィービングが必要な場合がある Spring の JPA サポートとの組み合わせで特に役立ちます。詳細については、LocalContainerEntityManagerFactoryBean javadoc を参照してください。AspectJ のロード時間ウィービングの詳細については、Spring Framework の AspectJ を使用したロード時ウィービングを参照してください。