メリット
サブプロトコルとして STOMP を使用すると、Spring Framework および Spring Security は、生の WebSockets を使用するよりも豊富なプログラミングモデルを提供できます。HTTP と生の TCP について、また、Spring MVC や他の Web フレームワークが豊富な機能を提供する方法についても同じことが言えます。特典のリストは次のとおりです。
カスタムメッセージングプロトコルとメッセージ形式を考案する必要はありません。
Spring Framework の Java クライアントを含む STOMP クライアントが利用可能です。
(オプションで)メッセージブローカー(RabbitMQ、ActiveMQ など)を使用して、サブスクリプションとブロードキャストメッセージを管理できます。
アプリケーションロジックは、任意の数の
@Controller
インスタンスで編成でき、特定の接続に対して単一のWebSocketHandler
で生の WebSocket メッセージを処理するのに対して、STOMP 宛先ヘッダーに基づいてメッセージをルーティングできます。Spring Security を使用して、STOMP 宛先およびメッセージ型に基づいてメッセージを保護できます。