ゴール

Spring Boot プラグインには次のゴールがあります。

ゴール 説明

spring-boot:build-image

buildpack を使用してアプリケーションを OCI イメージにパッケージ化し、ライフサイクルをフォークして package が確実に実行されるようにします。このゴールは、コマンドライン呼び出しに適しています。ビルドでゴール execution を構成する必要がある場合は、代わりに build-image-no-fork を使用してください。

spring-boot:build-image-no-fork

buildpack を使用してアプリケーションを OCI イメージにパッケージ化しますが、ライフサイクルはフォークしません。このゴールは、ビルドでゴール execution を構成するときに使用する必要があります。コマンドラインでゴールを呼び出すには、代わりに build-image を使用します。

spring-boot:build-info

現在の MavenProject の内容に基づいて build-info.properties ファイルを生成します。

spring-boot:help

spring-boot-maven-plugin に関するヘルプ情報を表示します。mvn spring-boot:help -Ddetail=true -Dgoal=<goal-name> を呼び出して、パラメーターの詳細を表示します。

spring-boot:process-aot

アプリケーションで AOT エンジンを呼び出します。

spring-boot:process-test-aot

テストで AOT エンジンを呼び出します。

spring-boot:repackage

java -jar を使用してコマンドラインから実行できるように、既存の JAR および WAR アーカイブを再パッケージ化します。layout=NONE を使用すると、ネストされた依存関係を持つ JAR を単純にパッケージ化することもできます(メインクラスがないため、実行可能ファイルではありません)。

spring-boot:run

アプリケーションを所定の場所で実行します。

spring-boot:start

Spring のアプリケーションを開始します。run のゴールに反して、これはブロックせず、他のゴールがアプリケーションで動作することを許可します。このゴールは、通常、テストスイートの前にアプリケーションが開始され、その後に停止される統合テストシナリオで使用されます。

spring-boot:stop

「開始」ゴールによって開始されたアプリケーションを停止します。通常、テストスイートが完了すると呼び出されます。

spring-boot:test-run

テストランタイムクラスパスを使用してアプリケーションを適切に実行します。アプリケーションの起動に使用されるメインクラスは次のように決定されます。設定されているメインクラス (存在する場合)。次に、テストクラスディレクトリでメインクラスが見つかります (存在する場合)。次に、classes ディレクトリ内にメインクラスが見つかります (存在する場合)。