情報 (info)

info エンドポイントは、アプリケーションに関する一般情報を提供します。

情報を取得する

アプリケーションに関する情報を取得するには、次の curl ベースの例に示すように、GET リクエストを /actuator/info に作成します。

$ curl 'http://localhost:8080/actuator/info' -i -X GET

結果のレスポンスは次のようになります。

HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: application/vnd.spring-boot.actuator.v3+json
Content-Length: 231

{
  "git" : {
    "branch" : "main",
    "commit" : {
      "id" : "df027cf",
      "time" : "2024-06-20T09:57:50Z"
    }
  },
  "build" : {
    "artifact" : "application",
    "version" : "1.0.3",
    "group" : "com.example"
  }
}

レスポンス構造

レスポンスには、アプリケーションに関する一般的な情報が含まれます。レスポンスの各セクションは、InfoContributor によって提供されます。Spring Boot は、以下で説明する複数の提供元を提供します。

レスポンス構造の構築

次の表に、レスポンスの build セクションの構造を示します。

パス タイプ 説明

artifact

String

アプリケーションのアーティファクト ID(ある場合)。

group

String

アプリケーションのグループ ID(ある場合)。

name

String

アプリケーションの名前(ある場合)。

version

String

アプリケーションのバージョン(ある場合)。

time

Varies

アプリケーションが作成されたときのタイムスタンプ(ある場合)。

Git レスポンス構造

次の表に、レスポンスの git セクションの構造を示します。

パス タイプ 説明

branch

String

Git ブランチの名前(ある場合)。

commit

Object

Git コミットの詳細(ある場合)。

commit.time

Varies

コミットのタイムスタンプ(ある場合)。

commit.id

String

コミットの ID(ある場合)。

これは「単純な」出力です。提供者は、利用可能なすべてのデータを出力するように構成することもできます。