代替フォーマットの提供

環境エンドポイントのデフォルトの JSON 形式は、Environment 抽象化に直接マップされるため、Spring アプリケーションでの使用に最適です。必要に応じて、リソースパスにサフィックス(".yml"、".yaml"、または ".properties" )を追加することで、YAML または Java プロパティと同じデータを使用できます。これは、JSON エンドポイントの構造やそれらが提供する追加のメタデータを気にしないアプリケーションによる消費に役立ちます(たとえば、Spring を使用しないアプリケーションは、このアプローチの単純さから恩恵を受ける可能性があります)。

YAML およびプロパティ表現には追加のフラグ(resolvePlaceholders と呼ばれるブールクエリパラメーターとして提供)があり、可能な場合は、レンダリング前にソースドキュメント(標準の Spring ${…​} 形式)のプレースホルダーを解決する必要があることを通知します。これは、Spring プレースホルダーの規則について知らないコンシューマーにとって便利な機能です。

YAML またはプロパティ形式の使用には、主にメタデータの損失に関連して制限があります。例: JSON は、プロパティソースの順序付きリストとして構造化されており、名前はソースに関連付けられています。値の元に複数のソースがあり、元のソースファイルの名前が失われている場合でも、YAML フォームとプロパティフォームは 1 つのマップに統合されます。また、YAML 表現は、必ずしもバッキングリポジトリ内の YAML ソースの忠実な表現であるとは限りません。これはフラットなプロパティソースのリストから構築されており、キーの形式について想定する必要があります。