バージョン管理バックエンドファイルシステムの使用

VCS ベースのバックエンド(git、svn)を使用すると、ファイルがチェックアウトされるか、ローカルファイルシステムに複製されます。デフォルトでは、プレフィックスが config-repo- のシステム一時ディレクトリに配置されます。たとえば、Linux では、/tmp/config-repo-<randomid> の場合があります。一部のオペレーティングシステムは、一時ディレクトリを定期的にクリーンアップ (英語) します。これにより、プロパティの欠落など、予期しない動作が発生する可能性があります。この問題を回避するには、spring.cloud.config.server.git.basedir または spring.cloud.config.server.svn.basedir をシステムの一時構造に存在しないディレクトリに設定して、ConfigServer が使用するディレクトリを変更します。

複数のラベルによるエラー処理

構成サーバーへのリクエストに複数のラベルが含まれている場合、構成サーバーは各ラベルのプロパティソースを返します。ただし、これらのラベルのいずれかを取得しようとしてエラーが発生した場合、構成サーバーは残りのラベルを試行せずにエラーを返します。

ラベルが無効な場合に構成サーバーがエラーを無視し、エラーを返す前にすべてのラベルを試行するようにしたい場合は、spring.cloud.config.server.[git | svn].continue-on-multiple-label-failure=true を設定できます。