このバージョンはまだ開発中であり、まだ安定しているとは見なされていません。最新の安定バージョンについては、Spring Boot 3.5.7 を使用してください!

Spring Session

Spring Boot は、様々なデータストアに対して Spring Session の自動構成機能を提供します。サーブレット Web アプリケーションを構築する際には、以下のストアを自動構成できます。

  • Redis

  • JDBC

サーブレットの自動構成により、@Enable*HttpSession を使用する必要がなくなります。

クラスパスに単一の Spring Session モジュールが存在する場合、Spring Boot はそのストア実装を自動的に使用します。複数の実装がある場合、Spring Boot は特定の実装を選択するために次の順序を使用します。

  1. Redis

  2. JDBC

  3. If neither Redis nor JDBC are available, we do not configure a SessionRepository (Javadoc)

When building a reactive web application, the Redis store can be auto-configured. This replaces the need to use @EnableRedisWebSession.

各ストアには特定の追加設定があります。たとえば、次の例に示すように、JDBC ストアのテーブルの名前をカスタマイズできます。

  • プロパティ

  • YAML

spring.session.jdbc.table-name=SESSIONS
spring:
  session:
    jdbc:
      table-name: "SESSIONS"

セッションのタイムアウトを設定するには、spring.session.timeout プロパティを使用できます。そのプロパティがサーブレット Web アプリケーションで設定されていない場合、自動構成は server.servlet.session.timeout の値にフォールバックします。

@Enable*HttpSession (サーブレット)または @EnableRedisWebSession (リアクティブ)を使用して、Spring Session の構成を制御できます。これにより、自動構成がバックオフします。Spring Session は、前述の構成プロパティではなく、アノテーションの属性を使用して構成できます。