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IP メッセージヘッダー
このモジュールは、次の MessageHeader
インスタンスを使用します。
ヘッダー名 | IpHeaders 定数 | 説明 |
---|---|---|
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| TCP メッセージまたは UDP パケットを受信したホスト名。 |
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| TCP メッセージまたは UDP パケットを受信した IP アドレス。 |
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| UDP パケットのリモートポート。 |
ip_localInetAddress |
| ソケットが接続されているローカル |
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| UDP アプリケーションレベルの確認応答が送信されるリモート IP アドレス。フレームワークは、データパケットに確認情報を含めます。 |
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| UDP アプリケーションレベルの確認応答の相関 ID。フレームワークは、データパケットに確認情報を含めます。 |
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| TCP 接続のリモートポート。 |
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| TCP 接続の一意の識別子。受信メッセージのフレームワークによって設定されます。サーバー側の受信チャネルアダプターに送信する場合、または受信ゲートウェイに応答する場合、エンドポイントがメッセージの送信先の接続を決定できるように、このヘッダーが必要です。 |
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| 情報のみ。キャッシュまたはフェールオーバークライアント接続ファクトリを使用する場合、実際の基になる接続 ID が含まれます。 |
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| 受信メッセージのオプションのコンテンツ型この表の後に説明します。他のヘッダー定数とは異なり、この定数は |
受信メッセージの場合、ip_hostname
、ip_address
、ip_tcp_remotePort
、ip_connectionId
はデフォルトの TcpHeaderMapper
によってマップされます。マッパーの addContentTypeHeader
プロパティを true
に設定すると、マッパーは contentType
ヘッダー(デフォルトでは application/octet-stream;charset="UTF-8"
)を設定します。contentType
プロパティを設定することにより、デフォルトを変更できます。TcpHeaderMapper
をサブクラス化し、supplyCustomHeaders
メソッドをオーバーライドすることで、ヘッダーを追加できます。例: SSL を使用する場合、supplyCustomHeaders
メソッドの引数として提供される TcpConnection
オブジェクトからセッションオブジェクトを取得することにより、SSLSession
のプロパティを追加できます。
送信・メッセージの場合、String
ペイロードはデフォルト(UTF-8
)文字セットで byte[]
に変換されます。charset
プロパティを設定してデフォルトを変更します。
マッパープロパティまたはサブクラスをカスタマイズする場合、マッパーを Bean として宣言し、mapper
プロパティを使用して接続ファクトリにインスタンスを提供します。