クラス CloudFoundryVcapEnvironmentPostProcessor

既存の環境で VCAP（別名 Cloud Foundry）メタデータを見つける場所を知っている EnvironmentPostProcessor。VCAP_APPLICATION および VCAP_SERVICES メタデータを解析し、Environment ユーザーが簡単に使用できる形式でダンプします。アプリが Cloud Foundry で実行されている場合、両方のメタデータアイテムは OS 環境変数でエンコードされた JSON オブジェクトです。VCAP_APPLICATION は、アプリケーションに関する基本情報（名前、インスタンス ID、インスタンスインデックスなど）を含む浅いハッシュであり、VCAP_SERVICES は、キーがサービスラベルであり、値がサービスインスタンスメタデータのハッシュのリストであるリストのハッシュです。例は次のとおりです。

VCAP_APPLICATION: {"instance_id":"2ce0ac627a6c8e47e936d829a3a47b5b","instance_index":0,
  "version":"0138c4a6-2a73-416b-aca0-572c09f7ca53","name":"foo",
  "uris":["foo.cfapps.io"], ...}
VCAP_SERVICES: {"rds-mysql-1.0":[{"name":"mysql","label":"rds-mysql-1.0","plan":"10mb",
  "credentials":{"name":"d04fb13d27d964c62b267bbba1cffb9da","hostname":"mysql-service-public.clqg2e2w3ecf.us-east-1.rds.amazonaws.com",
  "host":"mysql-service-public.clqg2e2w3ecf.us-east-1.rds.amazonaws.com","port":3306,"user":"urpRuqTf8Cpe6",
  "username":"urpRuqTf8Cpe6","password":"pxLsGVpsC9A5S"}
}]}

これらのオブジェクトはプロパティにフラット化されます。VCAP_APPLICATION オブジェクトはかなり明白な方法で vcap.application.* に直接送られ、VCAP_SERVICES オブジェクトはラップされて、サービスインスタンス名（上記の例では "mysql" など）と値が等しいオブジェクトのハッシュになります。そのインスタンスのプロパティ、および同じ方法で平坦化。例:

vcap.application.instance_id: 2ce0ac627a6c8e47e936d829a3a47b5b
vcap.application.version: 0138c4a6-2a73-416b-aca0-572c09f7ca53
vcap.application.name: foo
vcap.application.uris[0]: foo.cfapps.io

vcap.services.mysql.name: mysql
vcap.services.mysql.label: rds-mysql-1.0
vcap.services.mysql.credentials.name: d04fb13d27d964c62b267bbba1cffb9da
vcap.services.mysql.credentials.port: 3306
vcap.services.mysql.credentials.host: mysql-service-public.clqg2e2w3ecf.us-east-1.rds.amazonaws.com
vcap.services.mysql.credentials.username: urpRuqTf8Cpe6
vcap.services.mysql.credentials.password: pxLsGVpsC9A5S
...

N.B. この初期化子は、主に情報の使用を目的としています（アプリケーション ID とインスタンス ID は特に便利です）。サービスバインディングについては、Spring Cloud が Cloud Foundry の潜在的な変更に対してより便利で堅牢であることがわかります。