以前の Spring Boot ( バージョン別サポート期間 ) からバージョンアップする方法については、プロジェクト wiki に記載 [GitHub] (英語) されています。リリースノート [GitHub] (英語) セクションのリンクを参照し、バージョンアップ対象を見つけてください。
バージョンアップ手順は、常にリリースノートの最初の項目です。複数のバージョンを飛び越えてバージョンアップする場合は、途中のバージョンのリリースノートも確認してください。
1. 1.x からのバージョンアップ
Spring Boot の 1.x
リリースからバージョンアップする場合、詳細なバージョンアップ手順を提供するプロジェクト wiki の「移行ガイド」 [GitHub] (英語) を確認してください。各リリースの「注目すべき新機能」のリストについては、「リリースノート」 [GitHub] (英語) も確認してください。
2. 新機能リリースへのバージョンアップ
新しい機能リリースにアップグレードすると、一部のプロパティの名前が変更されたり削除されたりすることがあります。Spring Boot は、アプリケーションの環境を分析し、起動時に診断を表示するだけでなく、実行時にプロパティを一時的に移行してくれる方法を提供します。その機能を有効にするには、以下の依存関係をプロジェクトに追加してください。
<dependency>
<groupId>org.springframework.boot</groupId>
<artifactId>spring-boot-properties-migrator</artifactId>
<scope>runtime</scope>
</dependency>
@PropertySource を使用する場合など、環境に遅延追加されたプロパティは考慮されません。 |
移行が完了したら、プロジェクトの依存関係からこのモジュールを削除してください。 |
3. Spring Boot CLI のバージョンアップ
既存の CLI をアップグレードするには、適切なパッケージマネージャーコマンド(たとえば brew upgrade
)を使用します。CLI を手動でインストールした場合は、標準的な手順に従ってください。古い参照を削除するために、忘れずに PATH
環境変数を更新してください。
4. 次のステップ
アプリケーションのアップグレードを決定したら、残りのドキュメントで特定の機能に関する詳細情報を確認することができます。
Spring Boot のドキュメントはバージョン固有であり、そこに記載されている情報は、そのバージョンの最新の変更点を含んでいます。