パッケージ jakarta.ws.rs

アノテーションインターフェース Path


リソースクラスまたはクラスメソッドがリクエストを処理する URI パスを識別します。

パスは相対パスです。アノテーション付きクラスの場合、ベース URI はアプリケーションパスです。ApplicationPath を参照してください。アノテーション付きメソッドの場合、ベース URI はそれを含むクラスの有効な URI です。ベース URI に対してパスを絶対化するために、パスの先頭の "/" は無視され、ベース URI は "/" で終わるかのように扱われます。例:

 @Path("widgets")
 public class WidgetsResource {
  @GET
  String getList() {...}

  @GET @Path("{id}")
  String getWidget(@PathParam("id") String id) {...}
 }
 

上記で、アプリケーションパスが catalogue であり、アプリケーションが http://example.com/ にデプロイされている場合、http://example.com/catalogue/widgets に対する GET リクエストは getList メソッドによって処理され、http://example.com/catalogue/widgets/nnn (nnn はいくつかの値)に対するリクエストは getWidget メソッドによって処理されます。どちらかの @Path アノテーションの値が "/" で始まっている場合も同様です。

クラスおよびメソッドには、Consumes および Produces のアノテーションを付けて、受信するリクエストをフィルタリングすることもできます。

導入:
1.0
作成者:
Paul Sandoz, Marc Hadley
関連事項:
  • 必須定数のサマリー

    必須要素
    修飾子と型
    必須要素
    説明
    リソースクラスまたはメソッドの URI テンプレートを定義します。マトリックスパラメーターを含めることはできません。
  • 要素の詳細

    • value

      StringSE value
      リソースクラスまたはメソッドの URI テンプレートを定義します。マトリックスパラメーターを含めることはできません。

      埋め込みテンプレートパラメーターは許可され、次の形式になります。

        param = "{" *WSP name *WSP [ ":" *WSP regex *WSP ] "}"
       name = (ALPHA / DIGIT / "_")*(ALPHA / DIGIT / "." / "_" / "-" ) ; \w[\w\.-]*
       regex = *( nonbrace / "{" *nonbrace "}" ) ; where nonbrace is any char other than "{" and "}"
       

      上記で使用されている構文と WSPALPHADIGIT の拡張の説明については、RFC 5234 を参照してください。上記では、name はテンプレートパラメーター名であり、オプションの regex は、パラメーターのキャプチャーグループの内容を指定します。regex が指定されていない場合、パスセグメント境界で終了する [^/]+ のデフォルト値が使用されます。リクエスト URI と URI テンプレートの照合は、エンコードされたパス値に対して実行され、実装は正規表現のリテラル文字を自動的にエスケープしません。regex のリテラルは、RFC 3986 セクション 3.3 のルールに従って作成者がエスケープする必要があります。regex の使用には注意が必要です。誤って使用すると、テンプレートパラメーターが予期しない URI パスに一致する可能性があります。正規表現の構文の詳細については、パターンSEを参照してください。テンプレートパラメーターの値は、PathParam を使用して抽出できます。

      提供された値のリテラル部分(テンプレートパラメーターの一部ではない文字)は、RFC 3986 セクション 3.3 の path 本番に準拠するように自動的にパーセントエンコードされます。パーセントエンコードされた値は値のリテラル部分で許可されます。実装はそのような値を認識し、"%" 文字をダブルエンコードしないことに注意してください。

      戻り値:
      URI テンプレート。